26日に行われたTMを終え、2022シーズンのチームとしての活動が終了したということで今シーズンを総括しようと思います。
今シーズンの初出場は第6節(H)群馬戦でした。
この試合では2点リードの展開で投入されたのですが自分が投入されてから1点差に迫られ、また巡ってきたビッグチャンスを外してしまいました。
7節の(A)千葉戦では出番が来ませんでした。
8節の(A)熊本戦ではメンバーを外れました。
この試合で群馬戦で自分に回ってきたチャンスと似たような形で海斗くんがゴールを奪ったのをテレビで観ていて、これが”差”なのだと実感しました。
そして次に出番が回ってきたのは16節(A)町田戦。
2点差でリードされている展開から出場し、自分の持ち味を発揮し1点差まで迫りました。
この試合で勝ち点を得ることは出来ませんでしたが、”昨シーズンとは違う感覚”を得ました。
そして迎えた17節(H)横浜FC戦。
ようやくプロ初ゴール。
しかし、苦しいのはここからでした。
次の18節(A)水戸戦にも先発で出場したのですが消極的なプレーが多く前半で交代。
自分の持ち味を発揮することよりも”上手くやろう”という意識が強くなってしまい、結果も出ず出場機会も減少していきました。
その後シオンくんが海外に移籍した故に出番が増えましたが、パフォーマンスレベルは上がることなく、自信を失っていきました。
28節(H)岡山戦はその象徴的なゲームでした。
しかし、この試合が結果的にはターニングポイントになったと思っています。
このゲームでの悔しさがもう一度自分のやるべきことを考え直すきっかけになりました。
31節の(A)栃木戦で久々に先発出場。
チャンスを多く演出することができ、攻守において積極的にプレー出来ていました。
そして何よりサッカーを楽しむことが出来ていました。
その一つの大きな要因として”声援”が戻ってきたことも挙げられます。
小さい頃から憧れてきた舞台でプレーできる喜びを蘇らせてくれました。
そして32節(H)熊本戦では約3ヶ月ぶりのゴール。
徐々に自信を取り戻し、自分らしいプレーが戻ってきました。
35節の(H)琉球戦ではビッグチャンスを外してしまいましたが、「決めるのはここじゃない」と自分に言い聞かすことで気持ちを切り替え、36節の(A)甲府戦でゴール。
後半のパフォーマンスには多く課題が残るゲームでしたが、この時期に一番重要なのは結果でした。
そして40節(H)仙台戦。
勝てば昇格決定のゲームで先発出場。
独特な緊張感の中でのゲームでした。
判定どうこうはありましたが、積極的な仕掛けから先制点が生まれました。
無事3-0で勝利し、J1昇格を決めることが出来ました。
41節の(A)東京V戦はまた違った緊張感の中でのゲームでした。
昇格が決まって少なからず浮かれていた気持ちを引きずり下ろされました。
ここで明確になった”一つ一つのプレーへのこだわり”という課題はシーズンが終わった後のトレーニングではより重点的に取り組んできました。
今シーズンは”とにかく結果にこだわること”というテーマで取り組んできました。
4G1Aという数字にはなったものの、チャンスの数、プレースタイルを考えると不十分な結果です。
ファーストタッチの質、ゴール前での落ち着き、この2点を改善するだけでこの2倍は取れると思います。
”だけ”といっても決して容易いことではありませんが、、
動き出しはウィンガーというポジションでも十分に強みであることはわかりました。
次はボールを持った時のプレーのクオリティです。
それはゴール前だけに限った話ではありません。
トラップミスやバックパスミス、ショートパスのズレなどが多くあります。
”単純なミス”という表現をしてきましたが単純ではなくなってきています。
一つ一つのプレーにもっともっとこだわりを持って、ボールを愛することです。
ワールドップを観ていても強いチームはボールを愛しています。
ボールを捨てるような選択は絶対にしません。
それには当然技術も伴っていないと致命的なミスに繋がりかねます。
やはり最初と最後は技術です。
僅かですが結果を残すことが出来たのはチームメイトのおかげです。
僕の良さを引き出してもらい、ミスした時には尻を拭ってもらい、”もらってばかり”でした。
これを”あげる”ことができるように、一人の選手としてもっと自立できるように来シーズンは取り組んでいきます。
最近読んだ本の中にこんな言葉がありました。
”不可能とは可能性だ”
何事もポジティブに考え、可能性がある限りとにかく上を目指して突き進んでいきます。
そしてサポーターの皆様も1年間暖かいサポートを本当にありがとうございました。
プロキャリアスタートがこのクラブでよかったと改めて感じた1年でした。
感謝を結果で還元
BEST 3 photos in the 2022season selected by Komi




コメント
来シーズンも進化に期待しています。